リモート時代を先駆けした軽井沢に建つ51坪の住宅+SOHOです。
ファサードは平家に見せながら2階部分をRの曲面を使い屋根を盛り上げる表現をしています。この事によって水平ラインの美しさを作っています。
LDKは28畳で決して広くはありませんが、8畳のSOHOとガラススクリーンで仕切り、空間の広がりを持たせるとともに、吹き抜けとして解放感を与えています。
暖炉はシュヴァイガー&フィラブルデザインの回転する薪暖炉「Turn」を採用しています。高いデザイン性とともに好きな向きに回転でき、機能性も高い暖炉です。
暖炉を中心にソファと窓側は出窓形状にしたデイベッドが置かれています。
南側は大きな開口を設け、庭の緑を内部に取り込み、内外の連続した空間としています。
PHOTO;HELICOの川辺氏撮影
都心一等地の2世帯住宅。コンクリート打放しとライムストーンで構成された外観。アメリカンウォールナット基調のインテリアです。
半地下1階地上2階の鉄筋コンクリート造で道路向かいの森と連続して借景となるようその森に向かって昇り庭としています。その事によってガーレージも入口以外を地中に隠しています。半地下はゲストルームがあり、アメリカンウォールナットの造作材と家具中心にインテリアがデザインされています。半階上がった1階のエントランスには彫刻家に依頼した階段やアートが出迎えます。
2階のピクチャーフィンドーの下には木製窓台に隠れて通風用の電動のダブルジャロジー窓が設けられています。風はそこから入って反対の壁上部から抜けて屋上トップライトから排出されるよう工夫しています。デザインだけでなくエコにも配慮された邸宅です。
30年たったコンクリート造高級邸宅のリニューアル(リフォーム)です。PUUTARHURIN PARHAATはフィンランド語で『最高の庭師』の意味。湘南の海と富士山を一望する高台にある築30年のコンクリート造の住宅をリニューアルするにあたり、その眺望の範囲を庭ととらえ、庭と内部のシークエンス(連続性)を大切にしました。2階のフォーマルなLDKから眺める、海や富士山。ファミリーのための1階LDKと連続する庭には長さ4m近くの特注テーブルと、大人数が集える馬蹄形木製ベンチを設けました。そのそばには、直径1,300㎜もあるすり鉢状のバーベキュー用鉄板のベースを用意。耐候性鋼板といって最初から鉄板を錆びさせそれ以上錆が進行しないような処理をしてあるので海のそばでも心配ありません。シンボルツリーはゴールデンウィークの頃白い可憐な花を咲かせ、6月(ジューン)には赤い実をつける。この庭に囲まれた家で家族や友人と過ごす時間は湘南の地で暮らす事の幸せと悠久のこころの豊かさを与えてくれる事を確信しています。